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吉岡隆幸「地産地消の課題と解決方法」オーガニックプロデューサーセミナー

【講師プロフィール:吉岡隆幸】

26歳で大手旅行会社を脱サラし、居住地の埼玉から千葉県九十九里エリアに移住し、大学時代に埼玉で取り組んでいた農薬や化学肥料を一切使わない農業を実践しながら、農業体験や農業研修ツアーを受け入れるNPO法人TINA(ティナ)にて地域活性化事業に尽力。2012年にNPO法人からスピンオフし、合同会社SOZO(ソウゾウ)を設立。第一次産業や地域の活性化に関する支援事業や、全国各地の地域食材を首都圏のレストランに販売する事業に取り組む。地域食材の販売にさらに特化するため、2019年に豊洲市場の仲卸で働いていた協働パートナーの栗山と共に、食材卸売会社である株式会社eff(エフ)を設立。

【動画制作の背景】

有機農業や有機農産物の認知度は、社会のなかで年々高まっています。しかし農林水産省の最新の統計によると、日本国内の有機農業の比率は、今なお農地面積全体の0.5%程度とされています。

これには様々な要因が考えられますが、ひとつは、大手スーパーなどからの大口需要に対して、まとまった量と種類の有機農産物を、安定的に出荷できる産地が少ないという点があると言われています。

それに対して、地域によっては独自の生産出荷組合をつくるなどして幅広い需要に対応してきましたが、全国的に見ればまだまだ供給が追いついていない状況といえます。

現在、有機農業を推進するための様々な施策がおこなわれており、そのひとつが農林水産省による「有機農産物 安定供給体制 構築事業」です。

私たち「次代の農と食をつくる会」ではこの事業を通じて、全国各地の有機生産者が抱える販売課題を支援する「オーガニックプロデューサー」の派遣をおこなっています。

事業に取り組むなかで、多くの産地が抱える幾つかの共通の課題が見えてきました。

そこで、今回「オーガニックプロデューサー」の皆さんと一緒に、こうした共通課題に対する解説や、先行事例の紹介、また解決策の提案につながるような幾つかの動画を制作することにしました。

これらの動画を産地の皆さんで視聴していただくことを通じて、課題の解決や整理などに役立てていただければと思います。

一般社団法人 次代の農と食をつくる会

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