次代の農と食をつくる会

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トークライブ:8/28(月)19時「いまあらためて考える、有機農業と持続可能なまちづくり」ゲスト:小口広太さん

みどり戦略に基づく政策の一環として、オーガニックビレッジの取り組みが各地で進んでいます。
自治体首長が自ら有機農業の推進を宣言するとあって、単に既存の有機農業関係者が利益を得るような事業では、地域の理解を得ることはできません。

そのことから、これからの時代に「有機農業が地域社会の持続可能性にどう貢献できるのか」というテーマがあらためて浮かび上がっています。

また、本当の意味で有機農業が目指すものが社会に広がっていくためには、単に見かけ上の有機面積が増えることではなく、既存の慣行農業といかに融和し、協働していけるかが鍵を握っているという認識も、徐々に広がっています。
実際、オーガニックビレッジに取り組む自治体のなかには、地域社会を再生する大きなビジョンの一部として農業を位置付けているところもあります。

そこで今月は千葉商科大学人間社会学部准教授の小口広太さんをお招きし、日本の農業が循環型・環境保全型に向かっていく潮流、地域コミュニティとの関わりを再構築していく流れについて、その展望や課題、可能性を、事例も交えてお話いただきたいと思います。

小口広太さんはこれまでに日本有機農業学会理事、事務局長、生活クラブ神奈川員外理事などを務められ、有機農業に関してもさまざまな論文を執筆。光文社新書からは著書『日本の食と農の未来「持続可能な食卓」を考える』が発売されています。
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334045609
いま実際に持続可能な地域づくりに取り組まれている方や、関心のある方も、ぜひご参加ください。

詳細・お申し込みはPeatixイベントページより
https://peatix.com/event/3669253/view

 

【イベント概要】

◆ 日時:2023年8月28日(月)19:00開始 20:30終了予定
◆ 会場:オンライン配信 zoomを使用します。参加予定の方にURLをお送りします。

◆ 参加費
一般:1,500円
次代の農と食をつくる会 会員:無料

「次代の農と食をつくる会」会員の方は、各種イベントが参加費無料+過去のイベントアーカイブが見放題です。
月額2,000円(税込)。会員登録の詳細はこちらから
https://www.jidainokai.com/#join-us

 

【今回のゲスト】

小口広太(おぐちこうた)さん 千葉商科大学人間社会学部准教授

1983年、長野県塩尻市生まれ。日本農業経営大学校を経て2021年より現職。専門は地域社会学、食と農の社会学。有機農業や都市農業の動向に着目し、フィールドワークに取り組んでいる。主な著書に『有機農業:これまで・これから』(創森社、2023年、近刊)、『日本の食と農の未来』(光文社新書、2021年)、共著に『有機給食スタートブック』(農山漁村文化協会、2023年)などがある。