次代の農と食をつくる会

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11月28日(金)14:00- 栽培に必要な資材とのつきあいかた 相模原市令和7年度 栽培技術勉強会

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相模原市では国の「みどりの食料システム戦略」の策定を受け、令和4年度から有機農業産地づくり推進事業(いわゆるオーガニックビレッジ)を活用し、有機農業の推進に向けた取組をスタートしています。その一環として、有機栽培に取り組む実証圃場を題材とした勉強会を実施し、土づくりなどの専門家をお招きして、有機や慣行といった農法の違いに関わらず実践できる、環境負荷を低減した栽培技術について学んできました。

令和7年度の最初の勉強会では「作物と肥料と土〜ミネラルの必要性、土との関係性を知る〜」をテーマに、栽培に必要な様々な資材との付き合い方を考えます。

栽培過程のどのタイミングでどんな資材が有効なのか。必要な量をみきわめて適切に使うためには。作物との相性や、調達方法は?

前半では、慣行栽培と有機栽培を行き来しながら資材を減らしバランスの良い農業経営をされている石綿薫さんをお迎えします。資材活用の基本的な考え方、慣行栽培のなかに有機栽培技術を取り入れる最初の一歩やそのメリット、注意点なども学んでいきます。

後半では、江戸時代から続く有機肥料ブランドで知られるイノチオプラントケア株式会社の佐々木剛さんをお迎えし、有機質肥料をこれから使ってみたい方へ、その魅力や特徴、土づくりの効果、使い方のコツについて肥料会社ならではの豊富な情報とともに学びます。

会場からの質問も受け付けながら、これからの栽培に実際に役立つセミナーを目指します。
有機栽培が未経験の方でもご参加いただけますので、お気軽にお申し込みください。

 

【実施概要】

日 時:2025年11月28日(金)14:00-16:30 13:30より受付開始

会 場:サン・エールさがみはら 第1研修室(相模原市緑区西橋本5-4-20)

講 師:

石綿 薫 氏 (Happy Village Farm)
佐々木 剛 氏(イノチオプラントケア株式会社)

参加費:無料

申 込:下記フォームよりお申し込みください。
https://logoform.jp/f/ALqNU

定 員:100名

主 催:相模原市

企画・問合せ先:一般社団法人 次代の農と食をつくる会

 

【タイムテーブル】(予定)

13:30 受付開始
14:00 相模原市より有機農業産地づくり推進事業の取組について
14:10 石綿薫氏 講演「作物と肥料と土〜ミネラルの必要性、土との関係性を知る」

資材活用の基本的な考え方、慣行栽培のなかに有機栽培技術を取り入れる最初の一歩やそのメリット、注意点なども学んでいきます。

15:25 佐々木 剛 氏 講演「有機質肥料と土づくり」

有機質肥料をこれから使ってみたい方へ、その魅力や特徴、土づくりの効果、使い方のコツについて肥料会社ならではの豊富な情報とともに学びます。

16:30 今後の予定・インフォメーション〜終了

 

【講師プロフィール】

石綿 薫 氏 (Happy Village Farm)

1971年茨城県生まれ。トマト等の育種を担当した種苗会社勤務を経て、2002年〜2014年(公財)自然農法国際研究開発センターにおいて、研究員として有機栽培向けの品種開発、農薬を使用しない病虫害防除の研究などを手掛ける。2015年、長野県松本市で就農。トマトを中心とした栽培に勤しむ傍ら、幅広い知識と独自の視点を兼ね備えた講演会を全国で行なっている。著書に『自家採種入門ー生命力の強いタネを育てる』

佐々木 剛 氏(イノチオプラントケア株式会社)

1970生まれ。岐阜大学農学部卒業、岐阜大学大学院農学研究科修了。2000年12月、川合肥料株式会社入社。有機原料を使用したボカシ肥料の開発に従事し、2023年4月、イノチオプラントケア株式会社との合併に伴い、社名変更。肥料開発部長として現在も川合肥料ブランド製品の開発製造に携わる。